前回は在宅介護について具体的にお話しをさせていただきました。
今回は施設介護についてお伝えできればと思います。
施設介護の種類
介護付きの施設は運営主体、目的や入居の条件により様々な種類があります。大きく分けると、国や地方自治体、社会福祉法人などが運営する公的施設と、民間企業が運営している民間施設になります。
公的施設は国の補助金を受けて設立されていることから、民間運営の施設に比べると費用が安く抑えられるという利点があります。一方、民間施設は生活を援助するための幅広いサービスが特徴で、受けたい介護サービスに合わせて多種多様な価格帯があり、提供されるサービスを見て施設を選ぶことができます。
主に要介護状態の方を対象とした施設としては、
<民間施設>
- 介護付有料老人ホーム(自立~要介護5向け)
- 住宅型有料老人ホーム(自立~要介護5向け)
- グループホーム(要支援2~要介護5向け)
<公的施設>
- 特別養護老人ホーム(要介護3~要介護5向け)
- 介護老人保健施設(要介護1~要介護5向け)
- 介護療養型医療施設(要介護1~要介護5向け) などがあります
上記に記載のあるように、施設により受け入れられる介護度は異なります。認知症の方の受け入れや、看取り可能かどうかも施設により異なるので注意しましょう。また月々の利用料だけでなく、入居一時金が必要な施設もありますので注意が必要です。
次回以降、各施設について触れていきます。
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