サイトの説明
金融庁から報告された「人生100年時代における資産形成」の資料によると、
老後の生活資金が現時点のデータで計算しても、
既に2,000万円ほど足りない
という内容が、話題となっています。私たち世代が老後を迎える頃には、更なる長寿化が進み、年金受給額も益々減少していることでしょう。これについて、「国としては“NISA”や“iDeCo”といった仕組みを作ったので、不足分は自己責任で補填せよ」と言っているように感じます。
では、いざNISAやiDeCoを始めよう!と思っても、投資知識が低いとなかなか手を出しづらいものです。これらは、結局はファンドや銘柄を自分で選ぶ必要があるのです。
そもそも、『資産運用』ってNISAやiDeCoに限った話では無いですし、生命保険(外貨建て終身死亡保険など)や不動産投資、海外積立商品(オフショア投資・オフショア保険)なども広く言えば投資商品の一つです。
本サイトでは、「自分のライフプランに見合ったIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)選びを」をコンセプトに、投資商品の選定の専門化であるアドバイザーとの接点作りに困っている方々向けの一助になればと想い、運営しております。
その中でも、将来の備えとしてインベスターズトラスト社の海外積立商品(オフショア投資・オフショア保険)に焦点を当て、他の国内商品(生命保険やNISA、iDeCo)とも比較しながら、一顧客でもある運営者自身の積立日誌のような感覚で、日々記事を綴って参ります。
どうぞ宜しくお願いいたします。
インベスターズトラストアシュアランスとは
会社紹介
インベスターズトラストは、ITA(Investors Trust Assurance)グループを総称するグローバルブランドです。ITAグループは、多岐にわたる投資商品を通じて投資家のグローバルマーケットへのアクセスを提供することを目指した保険会社と世界中の複数の管轄区域を拠点とする子会社から成り立っています。
2002年創立で、インターネットというグローバルな時流と共に成長してきた会社で、5万人以上のクライアントを保有しているようです。また、預かり資産が15億ドル以上(10年で倍以上の推移)、100ヶ国以上でビジネスを展開しています。
日本語を含めた多言語でのサポートも行っており、インベスターズ・トラスト社のホームページ内では日本語ページも用意されています。
管轄区域
ITA International Holdingsは、オフショアで有名なケイマン諸島を拠点としAMベスト社(1899年創業の世界最古で最も有名な保険専門格付け会社)によりA-(Excellent)の格付けを受けるInvestors Trust Assurance SPCと、マレーシアを拠点とするITA Asia Limited及びプエルトリコを拠点とし許可を受けるITA International Insurerの親会社になります。
ケイマン諸島、プエルトリコに加え、その他グルーバル拠点として、香港、ドバイ、マレーシア、マイアミ、ウルグアイがあります。
本社のケイマン諸島はイギリスの海外領土であり、世界トップ10の金融センターの一つ。40以上の大手銀行がケイマン諸島に支店を設置し、850社を超える保険会社が事業登録しているようです。
代表的なITAの商品
・エボリューション (Evolution)※積み立て型
・S&P 500 インデックス元本確保型商品(S&P 500 Index)※積み立て型
・確定利回りポートフォリオ(Fixed Income Portfolio)※一括型 などがあります。
尚、サイト運営の筆者はEvolutionに加入中です。
オフショア・オフショア投資とは
オフショアとは直訳すると「沖合い」を意味し、金融の世界では非居住者に対して所得税、キャピタルゲイン、相続税が一切かからないか、あるいは税率が著しく低い小国・島などを指します。アジアの地域だと、香港やシンガポールがオフショアとなります。
オフショアでは、日本にはない高収益の投資商品があり、税制的メリットがあり、また投資対象を世界に分散できることなどから、投資家から注目を浴びやすいわけですが、大きな点は、日本と違い欧米の優秀なファンドマネージャーが多く在籍しているからとも言われます。オフショアファンドは、市況に関わらず毎年高い運用成績を安定的に出すことが一般的になっており、高度に洗練されたファンドマネージャーの世界水準は、2008年のリーマンショックによる世界的金融危機の時も年率10%以上のリターンを出したファンドも数多くありました。
改めて、「ファンド」とは、投資家から集めたお金を一つの大きな資金としてまとめ、運用のプロ(ファンドマネージャー)が株式や債券などに投資して運用する商品を指します。
つまり、オフショア地域を拠点とする金融会社(保険会社)から、商品を購入・契約し運用することをオフショア投資やオフショア保険と呼ぶわけです。
その最大のメリットとして、繰り返しますが、税制的メリットがあるのです。収入や利益に関して税金が全くかからないか、あるいは税率が著しく低い節税効果と、日本の銀行では1,000万までの保証なのに対して、オフショア地域によっては上限無しに元本と収益の90%を保全する政策があったりするのです。
IFA・代理店とは
オフショア投資を行う際、必ずIFAに依頼することになります。IFAとは、独立系ファイナンシャルアドバイザーのことであり、海外積立投資のサポート(ポートフォリアの設計など)をしてくれる専門家を指すことが多いですが、広く保険や投資、証券等の主に投資商品の販売代理店と捉えると分かりやすいです。押さえるべきは、オフショア投資を行うには、必ずIFAを通して契約するフローになるということです。
しかしながら、ただIFAと言われても、実態がよく分からなかったりします。また、代理店の探し方や選び方についても理解している人も少ないのではないでしょうか。
そこで、オフショア投資で重要なIFAについて解説します。優良IFAの選び方についても述べていくため、これから海外積立投資を検討する方は、どのようにして代理店選びを進めれば良いのか確認してください。
オフショア投資のIFA(代理店)とは何か
日本でも保険積立商品を購入するとき、販売代理店を通すことがあると思います。保険会社から直接保険商品を購入するのではなく、代理店経由で保険に加入するケースです。あなたの住んでいる街にも、保険の窓口などのショップが多数あるはずです。これらは全て保険の代理店になります。
これと同じように、オフショア投資(オフショア保険と呼ぶケースもあります)を販売する代理店が存在します。そのような代理店を一般にはIFAと呼ぶ、と考えて問題ないように思います。
なぜ、こうした代理店が重要になるのか。それはオフショア投資の金融商品を保有する海外の金融機関は、商品を顧客に直接販売していないからです。ですので、必ず取り扱いのある正規のIFAを通して購入しなければいけないのです。
例)
リスクや手数料、お金の流れなどを丁寧に説明してくれるか
オフショア投資は資産運用でのお金が増えやすいメリットがあるものの、デメリットも少なからずあります。IFA(代理店)を選ぶ際には、そのようなリスクについても説明してくれるかどうかをしっかり確認しましょう。
例えば、オフショア投資の中には「15年の積立投資によって140%以上に資産が増えるのが確約されている」という商品があります。利益の保証があることから日本人にも非常に人気がある商品です。ただこの商品に関しては「途中の減額や引き出しがない場合に元本確保」という条件になっています。良い点だけではなくこういったリスクやデメリットを含め、きちんと説明してくれるかどうかは非常に重要です。
同時に、これから投資をしようとしている商品プランの手数料がどうなっているのかも含めて説明してくれるIFAが優良といえます。オフショア投資を行う際は必ず手数料が発生しますが、無駄に手数料が高額なケースがあるのです。年間の維持手数料が高額な会社も存在します。利回りだけでなく、手数料がどれくらいなのかも含めてIFAが説明してくれるかどうかを確認するようにしましょう。
また、オフショア投資では海外の金融機関に直接お金を振り込みます(クレジットカードでの振り込み可)。この時、「一旦お金を代理店に振り込むケース」は詐欺である可能性が高いです。あくまでもIFAは代理店でありサポート業務がメインです。お金の受け渡しに関しては、あなたと金融機関とのやり取りになりますのでしっかりおさえておきましょう。
日本人スタッフがいるかどうか
日本人がオフショア投資を開始する場合、IFAが日本人投資家をサポートしているかどうかはとても重要です。海外の保険会社ですから、資産運用をする場合当然ながら通常は英語でのやりとりになります。しかし、日本人スタッフがいれば、やりとりを日本語でできるため、英語ができなくても安心して海外積立投資を行うことができます。IFAの選び方では重要になりますので必ず確認しましょう。
契約前に運用成績を確認する
IFAを選ぶ際の重要な項目として、「これまでの運用成績」の情報も欠かすことはできません。オフショア投資をする時、金融機関へはIFAを通じて申し込みをしないといけないものの、保険会社(金融機関)が実際に資産運用するわけではありません。どのようなファンドの組み合わせで投資し、運用するのかはIFAが決めます。
例えば、日本だと証券会社が存在します。ただ、証券会社がお客様からお金を預かり投資をしているわけではありません。証券会社はいくつものファンドを抱えており、これらに申し込みをする窓口になっているに過ぎません。これはオフショア投資についても同じなのです。
保険会社はいくつものファンドを抱えているだけであり、お金の預け先に過ぎません。実際には保険会社が抱えている中からファンドを選び投資をしていくことになりますが、この時どのファンドを選んで投資するのかを決めるのがIFAというわけです。申し込みをする代理店が違うと、同じ金融機関を利用するにしても投資先のファンドが違ってきます。これが申し込みをするIFAによって運用成績が異なる理由です。そのためオフショア投資をする場合は、契約するIFAが過去にどのような運用利回りを出したのか実績を見せてもらった上で申し込みをするようにしましょう。
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