施設介護ー比較的自己負担額が少ない、特別養護老人ホームについて

前回は施設介護の種類について触れました。

 

特別養護老人ホームについて

この中でも費用が安いことから、特に人気なのが特養と呼ばれる特別養護老人ホームです。要介護3以上の常に介護が必要な人のための施設で、多床室(4人部屋)が中心ですが、新設のところであれば個室もあるようです。

看護師が日中は施設にいますが、夜間配置の義務はないため、医療ケアを常時必要とする方の対応は難しく、入居不可になるケースもあります。

入居一時金は不要で、介護保険の自己負担と食事代などを合わせて毎月の費用が10万円程度ですむことが多いです。ただ人気が高く、入居待ちが100人以上いることもよくある施設です。

入居の順番は申し込み順ではなく、介護度以外に家族状況なども考慮して必要度が点数化され、緊急度の高い方が優先されます。地域によっては入居まで数年かかるところもあるようです。

特養最大の魅力は、自己負担の少なさ

身もふたもない話ですが、特養の魅力は自己負担の少なさです。自己負担が10万円程度で済む場合、現在の高齢者であれば、厚生年金などの支給がある人であれば全額年金で賄えるケースも多いかなと思います。

しかしながら私を含め、現在30代以下の世代の場合、その位の金額でこれらの介護サービスを受けられるとは限らない可能性があります。

だから、インベスターズトラストなどで資産を形成し、満ち足りた人生を過ごすことを考えましょう。

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