3月といえば年度末。仕事においても私生活においても今までの振り返ったり、4月からの新年度にむけて新しい目標を立てる方も多いのではないでしょうか。この機会にお金周りに関しても少し考えてみませんか?
働き盛りの世代のあなたへ
20代~60代は公的年金制度を支えていることから現役世代と呼ばれます。特に30代~40代は働き盛り、安定した収入も得られますが、多くの支出も発生します。特に結婚、出産、住宅、教育は4大支出と呼ばれていますが、みなさんはどのくらいのお金が必要になるか把握できていますでしょうか?
生活に大きな影響を与えることになるこれらの支出について今回はお話したいと思います。
まずは、結婚と住宅について触れたいと思います。
結婚
厚生労働省によると2019年時点で平均初婚年齢は男性は31.2歳、女性は29.6歳と言われています。コロナウィルスの蔓延により、以前とは状況も変わってはいますが、結納・婚約~新婚旅行までにかかった費用の総額の平均は461.8万円と言われています。(ゼクシイ結婚トレンド調査2019より)
もう少し細かく見ていくと、
- 婚礼にかかるお金:結納式平均22万7000円、顔合わせ食事会平均6万5000円。
- 婚約指輪平均金額:35万7000円(ボリュームゾーンは30万円台)
- 結婚指輪(2人分):24.2万円
- 結婚式にかかるお金平均:362万3000円(挙式と披露宴にかかる平均金額)
- ハネムーンに掛かるお金:平均65万1000円+お土産代
と言われています。
もちろんこれらの費用を全額一人で負担するわけではありませんし、ご祝儀や親からの援助金もあるとは思います。ですがやはりなかなかの高額を負担することになるのではないでしょうか。
住宅
住む場所や戸建て、マンションなど種類によって金額が大きく変わる住宅。人生において大きな買い物になりますので、戸建て、マンションどちらにせよ早めに費用をどうするか考えておきたいところです。全国で見ると、購入価格平均は3663.7万円、自己資金額は424.0万円だそうです。(2019年度フラット35利用者調査報告より)
もう少し細かく見ると
- 首都圏:購入価格4029万円、自己資金額457.9万円
- 近畿圏:購入価格3545.9万円、自己資金額411.5万円
- 東海圏:購入価格3396.4万円、自己資金額370.2万円と言われています。
支出が発生する時期に向けた備えを!
結婚と住宅についてみてきましたが、いかがでしたでしょうか?
お金に換えられない価値があると思います。そして、30歳代くらいにこれらの支出が発生しても、それからの人生で十分な資産形成行うことは可能です。
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