日経平均とは?大まかにでも算出ルールを知っておくとよい

前回は日経平均株価がどのような指数なのか簡単に説明させていただきました。

 

今回は日経平均株価を見る時の注意点に関してお伝えできたらと思います。

日経平均株価指数について

日経平均株価は名前の通り、「平均の株価」です。単純に225銘柄の株価合計÷225(銘柄数)で算出されるわけではなく、株式分割・併合、銘柄入れ替えなどいくつかの項目が考慮されて算出されています。ですが、基本的には225銘柄の株価の平均値を表しているので、株価の高い銘柄の影響を強く受けると言われています。実際の採用銘柄で見ていくと、ユニクロを運営しているファーストリテイリングの株価は約6万円ですが、三菱UFJフィナンシャルグループの株価は約750円です。三菱UFJフィナンシャルグループよりもファーストリテイリングのほうが日経平均に与える影響は大きいといえます。

本日5月12日、ソフトバンクグループの決算が発表されましたが、この銘柄も指数への影響が大きく、また業績も変動しやすいので注意です。

 

上記で説明したように、日経平均株価は株価の高い銘柄の影響を強く受けます。株価の高い銘柄のことを値がさ株とも呼びます。日経平均株価が上昇した時には値がさ株の動きが反映されているだけなのか、市場全体として株価が上昇したのかを確認することが大切です。

 

前回と今回と2回に分けて日経平均株価についてお話しさせていただきました。日頃の生活の中で耳に入ってきやすい言葉だと思いますので、ぜひ覚えてご自身の資産形成に活かしてみてください。

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