日経平均株価指数とは?何なのかはしっかり押さえておきたい

人生100年時代の到来やコロナウイルス流行による日本経済への不安の高まりから資産運用に興味を持ちはじめる人が増えています。TVや新聞等で「今日の日経平均株価指数は~」などといったニュースを見たり聞いたりしたことのある人も多いでしょう。日経平均株価指数は注目度も高く、日本を代表する株価指数の1つとして重要視されており、日経平均、日経225とも呼ばれています。最近資産運用に興味を持ちはじめた方の中には、日経平均って聞いたことはあるけどいまいちどのような指数なのかわかっていないという方もいるのではないでしょうか。今回は日経平均株価指数について簡単に説明したいと思います。

 

日本には株を売買できる証券取引所が「東京証券取引所」、「名古屋証券取引所」、「札幌証券取引所」、「福岡証券取引所」と4つ存在します。その中でも東京証券取引所は東証と呼ばれており、日本の上場企業約3900社のうち、約3800社が東証に上場しています。東証には以前は一部、二部、マザーズ、ジャスダックと4つの市場区分がありましたが、2022年4月からプライム市場、スタンダード市場、グロース市場という3つの市場区分に再編されました。

 

日経平均株価指数は東京証券取引所プライム市場上場銘柄から選定した225銘柄から構成される平均株価のことを指します。選定銘柄に関しては年に1回定期的に見直しが行われています(原則10月)。ちなみにこの日経平均株価は1950年から算出されており、過去の最高値は1989年につけた38957円です。

 

今回は日経平均株価指数に関して簡単に説明させていただきました。次回は日経平均を見る時の注意点を説明できればと思います。

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