GW中にFOMCを通過して、乱高下だけど慌てない。

FOMC通過で相場はどうなった?

今年のゴールデンウィークは、日本では祝日の時期にFOMC(米国の連銀が政策金利などを決める会議)が予定されており、その結果が気になる所でした。

結果発表後の5月5日朝、起きて市況を開くとこんな感じでした。

  • S&P500  4,300.17(+2.99%)
  • NYダウ 34,061.06(+2.81%)
  • NASDAQ 12,964.85(+3.19%)

(参考)

  • ドル円 129.1円前後(午前7時頃 1円程度の円高ドル安)
  • ユーロドル 1.062ドル前後(時刻同上 こちらもユーロ高)
  • 米国債10年物利回り 2.94%(3%は切っている)

 

ところが、5月6日朝には上昇を打ち消す下落が発生。5月7日の朝も若干げ荒くしていました。

 

どうしてこうなった?

  • 米国の政策金利は0.5%の引き上げるとのこと、次回(6月)0.75%引き上げるかもという予想もあったが外れそうだ。
  • 株価は5月5日朝の時点では買戻しがあったが、6日にはそれも終わって、失速した。
  • 為替は、半分戻した。
仮に1000兆円の債券があった場合、金利が0.5%動いたら、年間5兆円の利払い/受取変化が起こるので、社会全体に与える影響は非常に大きいです。

市況を気にしても良いが、振り回されないことが大事。

10年~25年単位で考える積み立て型投資、そして残りの期間が10年以上を想定しているような場合、大まかな動向は知っておいた方が良いですが、目先の動向に右往左往するのはあまり良いことではないと思います。

大まかな動向は、以下のようなものがあります。

  • 今後世界各地で金融引き締め政策が取られることは既定路線だった。
    • 一方、日本に限れば引き締めをしていないので相対的に円安になりがち。
  • 目下の大きな不安定要素は、ウクライナ情勢だがいつ収束するかが不明
  • 日々の株価変動は激しくなりがち

そして、日々の相場のうねりを取ろうとすることは避けましょう。消耗します。

 

ただし、長期投資でも下げに付き合うことはない。

長期投資で毎月一定額を積み立てていくドルコスト平均法は、あれこれ思案する労力を削減するという意味では良いかもしれません

しかし、態々市況の暴落までは付き合う必要は無いと思います。インベスターズトラストのEvolutionのように、投資対象のファンドを切り替える方が良いと思います。

運用先を変更できない場合でも、S&P500Indexプランのように、一定の保証があるものを選ぶのがベターと思います。

 

 

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