ITA積み立てから2年経過。あの時のIFAからの報告と対応は?

ITAの契約から2年が経ちました

 

 私がITA(インベスターズトラスト)のエボリューションの方を契約してから約2年が経ちました。月200$ずつ、ソロモン・フィナンシャル・マネジメントのおすすめに沿ったり、時にはアレンジしながら、運用してきました。

思えばこの2年間、世の中では様々なことがありました。

  • 新型コロナウイルスの蔓延といった予測できなかった事態。
    • それに伴う移動の制限、東京オリンピックの延期といった制約。
    • 全世界的な大規模な金融緩和 ワクチンの接種などの対策。
  • あることは分かっていたが波乱だった2020年のアメリカ大統領選挙。

また個人的にも、経営する会社のビジネスモデルの転換などがありました。

運用実績と、3つの次期への注目

 延べ拠出額は4,800ドル(24回拠出)で、評価額は5054.5$でした。2年間で約250$の増加です。手数料も多いがボーナスも多いため、最初は評価額が伸び悩みがちですが、全体的に「損はしていないけど、伸ばし損ねた」という感じです。

 

 上の画像の①、②、③の箇所に注目してみましょう。それぞれ・・・

  1. 2020年2~4月、新型コロナ問題が全世界的になってきた時期
  2. 2020年10月~翌2021年1月、アメリカ大統領選挙とその後のゴタゴタがあった時期
  3. 2021年4~6月、コロナ感染者数が収束し、金融緩和の終わりが予感された時期

です。いずれも、株式市場などが大幅に動く可能性のある時期です。このような時に、資産管理、運用者は細心の注意を払う必要があります。

その時、IFAからのレポートは?

 この3つの時期、いずれもソロモン・フィナンシャル・マネジメントからレポートが届きました。(この時以外にも、2~4か月に1回くらいの頻度でありました。)

①のコロナ問題の深刻化時には、2002~3年にかけてのSARS問題と比較し、「長期的な問題になるかどうかがカギ。トランプ政権はなりふり構わず経済対策をするはず。むしろアメリカ大統領選がカギ。」、もちろん、スイッチングなどの相談にも乗りますという内容でした。

②の米大統領選の時は、「金余りの状態を考えると、バイデン、トランプどちらが当選しても株価が低迷する可能性は低い」。

③の時期は、新型コロナウイルス収束の兆しが見えた事から金融緩和も収束するのでは?という話が出てきたので、バブル崩壊時のリスク回避のための段階的なスイッチングを推奨する。とのことでした。

 

その時、私はどうしたか?

 当初は、IFAのおすすめポートフォリオで運用していました。①の時は、まだ積立始めたばかりだし、下落すればユニットを多く買える(回復したときの伸びが大きくなる)からそのまま。と考えていました。

 結果的には、経済対策などが発表されると株価指数の下落は止まり、ある程度まで回復しました。

 ②の時は、事前の株価の伸び悩みから一旦米国債やゴールドに切り替えており、事態が収まったら考えようと思っていました。

 結果的には、ワクチン開発や経済対策への期待から株価指数は上昇、一方金などは下落しました。その後1月頃、金相場がある程度回復したところで手動でポートフォリオを切り替えました。いらぬ苦労をして、好機を逃した感じです。

 ③の時ですが、その数か月前にIFAから「自動でポートフォリオ切り替えてもいいですか?」という主旨の連絡があり、承諾していました。レポート後、新しく積み立てる配分は変えないが、すでに積み立てているものについては、一部を待機資金ファンドに切り替える。処理が行われました。その後は動かしていません。

詳細を任せることも大事。

  この2年間で、1か月以内の目先の市況で一喜一憂するよりも、細かい調整は信用できる専門家に任せること、そして信頼できる専門家(IFA)を見つけることが大事だと思いました。

 その点で、ソロモン・フィナンシャル・マネジメントは適切なアドバイスとレスポンスの速さの面でよいと感じました。

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