これから介護のお話を始めます。
世界で平均寿命が84.2歳と最も長く、高齢化が進んでいる日本。そんな中、誰にとっても身近になってきているのが『介護』です。
介護が必要になるのは何歳くらいか、介護にはどのくらいのお金がかかるのか等、皆さんは介護に関して考えたことがあるでしょうか?身近な人の介護の経験があれば別ですが、介護の経験もなく、介護に関する知識がほとんどないという方も多いかもしれません。
この記事を読んでいる方は、自分自身や配偶者に介護が必要になる前に、親の介護に直面する場合が多いと思います。介護は突然やってきます。そんな中、介護に関する知識や情報がないと何をすればいいかわからず、望ましくない選択をしてしまったり、必要以上に労力やお金を使ってしまうことがあるかもしれません。
自分のためにも、親のためにも、今回は介護にかかるお金や必要な備えについてお話したいと思います。
介護が必要になる年齢や費用
平成30年度厚生労働白書では、健康寿命(日常生活に制限のない期間)は、男性約72歳、女性約75歳となっていますが介護が必要になる時期を見定めるのは難しいです。
厚生労働省のデータによると、要介護の人は70代までは2割以下ですが、85歳を過ぎると急増し、90歳を過ぎると、ほぼ2人に1人が要介護になっています。
要支援(後ほど解説)•要介護認定者数は2018年度で約658万人、65歳以上の約5.5人に1人は要介護•要支援と認定されているのです。
また、生命保険文化センターの調査によると、介護にかかった期間は平均約4年7か月。ですが4~10年未満と10年以上を合わせると全体の4割以上となり、介護が長期にわたったケースも少なくありません。
次に介護にかかった費用ですが、一時的費用の平均は約69万円、平均月額は7万8000円なので、月額に介護月数を掛けて一時費用を加えると約490万円となります。自分の老後に備えて介護費用を準備するなら500万円が一つの目安となりそうです。
親や自分、身近な人に介護が必要になった時、誰が介護するのか、どのくらいお金がかけられるかをあらかじめ考えておけると安心ですね。
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この記事だけではわからない事も多いかと思いますし、それで当然だと思っています。
人によって知っている事と知らない事がまちまちだと思います。
その部分を補完し、確実に資産を築いていくためにも、まずは相談してみることがおすすめです。
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