極端な価値下落が起こっても、起き上がれるドルコスト平均法

海外投信は、リスクもあるけど解消できる。
先日の記事で、元本保証の保険商品を取り上げ、言ってることは正しいけれどもちょっと・・・。と書きました。一番の問題はなにでしょうか?利回りです!!S&P500の利回りを考えるまずは、インベスターズトラストで扱っている、S&P5

 

で、確かに~という書き方をしました。

  • たしかに「いつも」ではありません。だから、少しずつ積み立てていきます。
  • たしかに「これから先」はわかりません。しかし10年、15年、20年という期間では上っています。だからこそS&P500インデックスでは元本確保となっていて、金融機関がそれを引き受けています。
  • 今後10~30年の間で、極端な円高ドル安になる可能性は非常に低いと思います。その理由は様々ありますが、長くなるのでまたの機会に。

この記事では、少しずつ積み立てる「ドルコスト平均法」について取り上げます。よく聞きますが、実際の所はどうなのでしょうか?

簡単なシミュレーションをしてみました

1年に一回、年10,000円を使って買えるだけのモノを買っていきます。モノの時価は、最初の年は100円ですが変動します。これを20年間繰り返していったらどうなるでしょうか?

モノの時価は、7年目に一度大きく下がっていますが、12年目までに回復し、20年目まで上昇傾向にあります。(2000年代後半の世界金融危機をイメージ、その後の回復は控えめにしました)

時価購入数総数時価総額純積立額差し引き
110010010010,00010,0000
29910120119,89920,000-101
31029829930,49830,000498
49310840737,85140,000-2,149
58811452145,84850,000-4,152
67713065150,12760,000-9,873
74820885941,23270,000-28,768
8661521,01166,72680,000-13,274
9771301,14187,85790,000-2,143
10881141,255110,440100,00010,440
11991011,356134,244110,00024,244
121001001,456145,600120,00025,600
13105951,551162,855130,00032,855
14115871,638188,370140,00048,370
15121831,721208,241150,00058,241
16105951,816190,680160,00030,680
17122821,898231,556170,00061,556
18132761,974260,568180,00080,568
19141712,045288,345190,00098,345
20154652,110324,940200,000124,940

特に注目すべきは、以下の部分だと思います。

  •  半額になった7年目に注目すると、208個も買っています。この時点では延べ70,000円の積み立てに対し28,768円損していることになります。
  •  10年目の時点では、1個当たりの単価は88円と当初より低いですがですが、延べ100,000円を拠出したのに対し10,440円上回っています。
  •  20年目の時点では、時価が1年目から1.6倍となっている(S&P500プランの保証額を超えています)
404 NOT FOUND | ITB(インベスターズ・トラスト・ビギナーズ)
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 だから、基本的にはじっと積み立てていくことで利益を膨らませることができます。

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今回は、少しずつ積み立てていくことによって、相場の波を吸収できることそして最後に大きな利益を得ることについて取り上げました。

いつから、どのくらいずつ積み立てればよいか、などの事については、まずは相談してみることがおすすめです。

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