株式と株主優待について

 株主優待について

インベスターズトラストなどの海外投信以外の金融商品にも目を向けてみます。

 

株式投資はもちろんリスクが伴うものですが、皆さんが普段から利用している企業の自社商品やサービスがもらえるとなれば興味がわく方も多いのではないでしょうか。株式は銘柄によって購入に必要な金額も違いますが、10万以下などの少額から投資できる銘柄も多いため、低金利が続く中、初めての投資として身近な企業の株式を購入する人も増えてきているようです。

 前回NISAやiDeCoについても触れましたが、個人的にはNISA(「つみたて」ではない方)を併用するのが良いと思います。

今回は株主優待に関してお話できればと思います。

株主優待とは

皆さんは株主優待とはどんな制度かご存知ですか?株主優待とは、企業が自社の株を購入してくれた株主に向けて、自社商品やサービス等の優待品を送る制度です。株主優待は任意の制度であるため、全ての上場している企業が実施しているというわけではありませんが、上場企業のうち約1500社が優待制度を導入しています。実に、1/3以上になります。

優待品は様々ですが、BtoC企業や消費財を扱っている会社は、自社商品やサービスに関連するものが多いような気がします。

まず株主優待をもらうためには株式を購入する必要があります。証券会社に口座を開設しましょう。日本株であればどの証券会社でも購入できる銘柄は同じですので、どの証券会社で口座を開設しても大丈夫です。

口座開設をしたら株式購入です。株主優待を受け取るには「権利確定日」に株主である必要があります。ただし株式は買付してから受け渡される(株主の権利が発生する)までに2営業日かかるため、実際には「権利確定最終日」(管理確定日の2営業日前)までに株式を買付し保有していなければなりません。

権利確定日は企業によって違いますが、9月末、3月末のケースが多いですが、銘柄によって異なるので購入する前にしっかり確認しましょう。口座開設後、口座に資金を移動し、タイミングをみながら期日までに株式を購入すればOKです。1月に株を買っても、3月末前に株を買っても、権利確定日に株式を保有さえしていれば優待をもらうことができます。

 

証券口座を保有していない人はまずは口座を作ってみましょう!次回はおすすめの株主優待を紹介させていただければと思います。

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