S&P500 INDEXとは?
ITAの商品としてもう一つ有名なのがS&P500 Indexになります。
その名の通り、アメリカの代表的な株価指数である「S&P500」に連動した商品で、基本的には積立型の商品です。
この商品は、
- 年利約4%以上~上限なし(青天井)
- 月200ドル(年間2,400ドル)から始められます。
- S&P500 Indexに連動
- 運用成績が悪くても、10年時点で最低でも元本確保100%(総拠出額に対して)
- 15年時点で最低でも元本確保140%(総拠出額に対して)、20年時点で最低でも元本確保160%(総拠出額に対して)
- 10年目に10年間分の拠出額の7.5%のボーナス付与、15年目に5年分の拠出額の7.5%のボーナス付与、20年目に5年分の拠出額の5.0%のボーナス付与
という日本では考えられないような商品です。
▼ウィキペディア:S&P500
S&P500 Index商品概要(15年プラン)
プラン名 | S&P500 Index | |
初期口座期間 | 積立開始から24.48ヶ月 | この期間の積立分は満期までロックされ、引き出し不可 |
一部取り崩し | 初期口座時価総額+2,400米ドル以上の部分に関しては一部取り崩し可能。 | 最低取り崩し額は600米ドル~。 |
手数料 | ①年間管理手数料 | 支払予定の累計総額の1.7% |
②プラン手数料 | 毎月10米ドル | |
③資産管理手数料 | 毎月ファンド残高の0.125% | |
④IFA手数料 | ありません。 | |
早期解約手数料 | 未払いの残存年数分の年間管理手数料が解約手数料 | |
拠出金の減額 | 初期期間以降は年間2,400米ドルまで減額可能 | |
拠出金の増額 | 年間2,400米ドルから増額可能だが、増額は新規で別契約と同じ扱い | |
拠出金の休止 | 初期期間以降可能 | |
前納 | 最大3年分まで前納可 | |
S&P500 Index投資先と140%保証について | ||
インデックス参加 | アカウントにある投資金は100%、S&P500インデックスに参加。 | |
140%元本確保について | 140%保証はStandard&Poor’s、Moody’s、FitchにA以上と格付けされた金融機関(シティ銀行、HSBC、モルガンスタンレー、バークレイズ、ゴールドマン・サックス、クレディスイス)から提供される連動型債券から生じる保証です。投資家はこれらの金融機関の発行者/カウンターパーティ・リスクを負うことになります。万が一これらの金融機関が支払い不能状態に陥った場合には、投資家の資本の一部もしくは全額が失われる可能性があります。 | |
※減額、休止、取り崩しや90日以上の延滞を行った場合、140%元本確保の対象にはならず、ボーナスも付与されません。 | ||
ロイヤリティボーナス | <10年間拠出後> 年間拠出額×10(年)×7.5%のボーナスが付与。 | |
<15年間拠出後> 年間拠出額×5(年)×7.5%のボーナスが付与。 | ||
※減額、休止、一部取り崩しや90日以上の延滞がないことが条件。 |
S&P500 Index商品概要(20年プラン)
プラン名 | S&P500 Index | |
初期口座期間 | 積立開始から27.72ヶ月 | この期間の積立分は満期までロックされ、引き出し不可 |
一部取り崩し | 初期口座時価総額+2,400米ドル以上の部分に関しては一部取り崩し可能。 | 最低取り崩し額は600米ドル~。 |
手数料 | ①年間管理手数料 | 支払予定の累計総額の1.1% |
②プラン手数料 | 毎月10米ドル | |
③資産管理手数料 | 毎月ファンド残高の0.125% | |
④IFA手数料 | ありません。 | |
早期解約手数料 | 未払いの残存年数分の年間管理手数料が解約手数料 | |
拠出金の減額 | 初期期間以降は年間2,400米ドルまで減額可能 | |
拠出金の増額 | 年間2,400米ドルから増額可能だが、増額は新規で別契約と同じ扱い | |
拠出金の休止 | 初期期間以降可能 | |
前納 | 最大3年分まで前納可 | |
S&P500 Index投資先と160%保証について | ||
インデックス参加 | アカウントにある投資金は100%、S&P500インデックスに参加。 | |
160%元本確保について | 160%保証はStandard&Poor’s、Moody’s、FitchにA以上と格付けされた金融機関(シティ銀行、HSBC、モルガンスタンレー、バークレイズ、ゴールドマン・サックス、クレディスイス)から提供される連動型債券から生じる保証です。投資家はこれらの金融機関の発行者/カウンターパーティ・リスクを負うことになります。万が一これらの金融機関が支払い不能状態に陥った場合には、投資家の資本の一部もしくは全額が失われる可能性があります。 | |
※減額、休止、取り崩しや90日以上の延滞を行った場合、160%元本確保の対象にはならず、ボーナスも付与されません。 | ||
ロイヤリティボーナス | <10年間拠出後> 年間拠出額×10(年)×7.5%のボーナスが付与。 | |
<15年間拠出後> 年間拠出額×5(年)×7.5%のボーナスが付与。 | ||
<20年間拠出後> 年間拠出額×5(年)×5.0%のボーナスが付与。 | ||
※減額、休止、一部取り崩しや90日以上の延滞がないことが条件。 |
実際のS&P500 Indexの運用シミュレーション
例えば、以下のペルソナで運用した場合のシミュレーションを見てみます。
- S&P500 インデックス 15年積立プラン/20年積立プラン 米ドル
- 総年間拠出額 US$2,400.00/年
- 定期拠出金 US$200.00/月
- 属性:30歳 既婚男性 妻子有 会社員
- 目的:学資保険代わりとして
年齢 | 年 | 総拠出額 | 4%でのアカウント評価額 | 4%での解約返戻金 | 7%でのアカウント評価額 | 7%での解約返戻金 |
30 | 1 | US$2400.00 | US$2331.69 | US$0.00 | US$2382.78 | US$0.00 |
31 | 2 | US$4800.00 | US$4733.45 | US$0.00 | US$4936.14 | US$0.00 |
32 | 3 | US$7200.00 | US$7198.28 | US$1312.75 | US$7654.13 | US$1329.11 |
33 | 4 | US$9600.00 | US$9726.60 | US$3694.36 | US$10545.10 | US$3813.08 |
34 | 5 | US$12000.00 | US$12321.76 | US$6171.24 | US$13623.78 | US$6495.76 |
35 | 6 | US$14400.00 | US$14983.82 | US$8747.19 | US$16898.87 | US$9393.07 |
36 | 7 | US$16800.00 | US$17712.70 | US$11426.18 | US$20378.99 | US$12522.15 |
37 | 8 | US$19200.00 | US$20508.17 | US$14212.33 | US$24072.68 | US$15901.56 |
38 | 9 | US$21600.00 | US$23369.79 | US$17109.93 | US$27988.23 | US$19551.32 |
39 | 10 | US$24000.00 | US$28096.95 | US$21923.43 | US$33933.62 | US$25293.06 |
40 | 11 | US$26400.00 | US$31160.81 | US$25129.47 | US$38460.39 | US$29694.15 |
41 | 12 | US$28800.00 | US$34291.20 | US$28463.76 | US$43242.97 | US$34447.32 |
42 | 13 | US$31200.00 | US$37486.90 | US$31931.40 | US$48288.44 | US$39580.75 |
43 | 14 | US$33600.00 | US$40746.47 | US$35537.77 | US$53602.96 | US$45124.84 |
44 | 15 | US$36000.00 | US$44968.13 | US$40188.38 | US$60091.61 | US$52012.46 |
45 | 16 | US$38400.00 | US$48385.83 | US$44125.03 | US$66030.09 | US$58551.10 |
46 | 17 | US$40800.00 | US$51862.59 | US$48219.13 | US$72254.17 | US$65612.83 |
47 | 18 | US$43200.00 | US$55395.70 | US$52477.00 | US$78764.37 | US$73239.49 |
48 | 19 | US$45600.00 | US$58982.08 | US$56905.19 | US$85558.88 | US$81476.29 |
49 | 20 | US$48000.00 | US$76800.00 | US$76800.00 | US$93233.17 | US$93233.17 |
… |
節目となる15年目、20年目に注目してください。仮に年平均7%の運用益で、1ドル115円だった場合
- 15年目では36,000$≒414万円の拠出に対し、解約した場合52012.46$≒591万円が戻る計算となります。20年まで持つとしたら、その時点では60,091.61$≒691万円の評価額となります。
- 20年目では48,000$≒552万円に対し、93,233.17$≒1072万円の評価額、解約返戻金となります。
最低160%確保が適用された場合
本商品は全ての保険金が契約の猶予期間中に支払われ、一部解約及び拠出金の減額が行われなかった場合、20年度契約年度末時点で、最低価値が$76,800.00になります。シミュレーションの4%で運用された仮定と同じです。
所得、税金など
以下は、気になったのでソロモン・フィナンシャル・マネジメントに質問した時の回答です。
分離所得ではなく、雑所得扱いになり所得税の累進課税対象になります。この点はNISAやiDeCoを利用したケースと異なりますが、受け取り時期を分割する、運用を継続するなどの事も可能です。
※所得や課税などの制度は、2021年時点の日本の法律や制度に基づいています。
重要情報
上記のプラン価値はロイヤルティボーナスが含まれています。また併せて毎月$10のプラン手数料(特約のプラン手数料は、既存プランのプラン手数料が他の保険にて全て支払われている場合に、一部または全額免除になります)と、1.1%の年間管理費が差し引かれます。イラストレーションのレートは0.125%の毎月構築手数料を控除したネットであり、投資期間中のS&P500インデックスの純リターンが想定されています。プランの価値には上記に説明されている解約料がかかります。
元本確保先の一部変更(2021年9月)
ドイツ銀行が除外され ゴールドマン・サックス、クレディスイスが追加されました。そのため元本確保は以下の6機関になります。
- シティ銀行
- HSBC
- モルガンスタンレー
- バークレイズ
- ゴールドマン・サックス
- クレディスイス
比較対象:Evolution(エボリューション)
契約時に必要な書類については、こちらのページをご覧ください。
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